産後2ヶ月からの。

慌ただしいけど毎日を少しだけ丁寧に。生後○日の育児だけでなく、産後○日の自分自身にも目を向けて生きる。

産後2ヶ月0日目 不自由な暇をいかに過ごすのか

産後2ヶ月0日目 昼寝する息子の傍らで思うこと 

今日で息子は生後2ヶ月を迎えました。

つまり、私は産後2ヶ月。

 

「体が万全じゃないんだからゆっくり休みなさいね」

「慣れない育児で疲れてるでしょう、自分のことなんて何もできないし」

「旦那さん、毎日仕事で遅いから大変でしょ〜?」

 

その通りです。

抱っこや授乳で体はあちこち痛いし、

連日の睡眠不足で疲れるし、

何かするにしても基本的に中断されることが大前提。

夫はとても協力的だけど、なにしろ仕事の拘束時間が長いのは仕方がない。

 

ここまでは出産前から予見していたし、皆がおっしゃる通り。

 

 

でも、分かっていなかったこと。

 

 

ヒマなのです。

 

矛盾しているかもしれないけど、

ヒマです。

 

確かに息子のお世話と日常の家事であっという間に1日が終わってしまうのだけど、日々細切れに与えられる時間。

ただし、

このふにゃふにゃで簡単に壊れていまいそうな乳飲み子の側を離れてはならぬ、

非常に不自由な私の時間。

でもせっかくだから、放心状態、ただの暇つぶしで終わるんじゃいやなんだ。。

 

 

私は寝ないでも遊びたいタイプの人間

出産前、かなり激務の会社に勤めていました。

毎日終電帰りの日が続き、身も心も疲れて、帰ったらすぐにベッドに倒れ込むべき状況でやっていたこと。

 

ほぼ毎日飲みに行く

 

仕事が嫌いなわけではないし、むしろ好きだったけど、

何が嫌かって、このまま寝てしまったら目覚めてまた仕事に行かなきゃいけない、

てことは1日のすべてを仕事に使ったことになる!

あたしの人生ぜんぶ仕事にとられてたまるもんか!!

 

そうして1杯、そのつもりが朝まで、やりに行くもんだから、当然睡眠時間は相当削られる。

起床時は猛烈に後悔するけど、仕事もプライベートも充実してるよね!

( ↑ 本来、これを充実とは呼ばない)

そんな満足感を求めて飲み歩き、休日も決して家でのんびりなどしない日々。

 

 

母になっても私の本質は変わらなかった

会社勤めと育児、まったく違うものだけど、私自身の本質は変わりませんでした。

もちろん息子は、

なるほど。これが目に入れても痛くないというやつか。

ってくらいかわいいし、出産を経て私自身、また新しい価値観を得たと思う。

 

でも、

充実した日々を送りたい。

毎日に何か1つでも達成感を残したい。

ただ目の前のやるべきことだけで疲弊していくのはいやだ。

 

赤ちゃんを前にして自分自身のことなんて忘れそうになっていたけど、どうやらこんな欲深さは変わらず残っていたらしい。

 

我が子の生後○日、生後○カ月、というのは常に意識して大事にしてるけど、

私だって同じように産後○日、産後○カ月、を経てきてる。

 

育児に追われて、あっという間に与えられた時間をなくしてしまわないように。

 

時には泣き止まない赤ちゃんを前に、自分を犠牲にしているような気持ちにならないように。

 

自分のことを好きでいられるように。

 

こうして(できれば)毎日、1つ残していきたいと思う。

 

〜産後2ヶ月0日目〜

自分の気持ちを文章にすることをはじめる。